高い確率で発症！高血圧が引き金の○○病
高血圧になるとさまざまな合併症を引き起こす危険性がとても高くなりますが、
なかでも関係の深い病気が糖尿病です。
糖尿病はインスリンの働きに異常があるために、
本来使われるはずの糖分が上手に身体に使われることなく、
そのまま尿となって出ていく病気です。
尿に含まれる糖が多く、身体には糖が不足してしまう状態となり、
血管はどんどん硬くなっていきます。
高血圧になっても血管の状態が悪くなりますが、
これと同じような状況が糖尿病でも起こってしまうため、
その合併症は高血圧と同じように心臓や脳に出てくることになります。
糖尿病患者の半数以上は、高血圧も同時に発症していますから、
かなり高い確率で糖尿病の人が高血圧になることがわかるでしょう。
逆に高血圧の人も糖尿病になる確率が高いものですから、
気をつけなければいけません。
体質的なものや生活習慣といったもののほか、
飲んでいる治療薬によっても糖尿病になる可能性があります。
治療のために長期間薬を飲んでいる人は、
糖尿病に気をつけるようにしましょう。