高血圧が原因となる脳出血を知っておこう



高血圧の合併症は全身に及んでしまうと説明しました。
高血圧の症状が起きやすい部分のひとつが、脳です。
血圧が高くなると、脳の血管障害を引き起こしてしまいます。
脳の代表的な病気のひとつが、脳出血です。
脳出血の原因は高血圧だけではなく、さまざまな原因があるとされています。
脳出血が怖いのは、突然死に至ることがとても多いことでしょう。



40代や50代といった年代の人が、急にこん睡状態に陥ってしまいます。
割れるように頭が痛くなったり、腕がしびれるといった症状が出てきたら、
脳出血の可能性があります。
意識がなくなった場合には、ものすごい音のいびきをかくことも特徴です。
こうした状態になった人がいたら、脳出血を疑いましょう。



それから呼吸を確保するために、
横向きの姿勢で安静な状態にすることが大切です。
後遺症としては、言語障害や麻痺があります。
脳出血や脳梗塞、くも膜下出血といった病気を総称して、脳卒中といいます。


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