妊娠中に気をつけなければいけないポイント



妊娠中は心身ともに不安定な状態になりますが、
なかでも気をつけなければいけないことが高血圧です。
これまで妊娠中毒症と呼ばれていた病気が、妊娠高血圧症候群と改められました。



妊娠高血圧症候群の高血圧は、
最低血圧が90以上、最高血圧が140以上のことを指します。
妊娠前から高血圧の人はもちろんですが、
初めての妊娠が35歳以上であるときや、睡眠不足やストレスを抱えている人も、
妊娠高血圧症候群になりやすいとされています。
むくみや尿タンパクなどがおもな症状です。
治療薬には安全性の高いものが使われていますが、
薬によっては胎児に悪影響を及ぼすことがわかっていますから
気をつけなければいけません。



早く血圧を安定させないと母体が危険な状態になってしまいます。
高血圧の解消が先決とされており、入院治療が採用されています。
高血圧は自己判断だけではできないものですから、
必ず医師の指導と治療を受けることが重要です。
妊娠中の高血圧を避けるために、普段から甘いものや塩分を多く摂るような生活は
しないほうがいいでしょう。


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