病気が原因となる二次性高血圧



高血圧のもうひとつのタイプが、二次性高血圧です。
二次性高血圧にはさらに複数のタイプの高血圧があります。
神経疾患が原因となってしいるのが神経性高血圧です。
内分泌系の病気から発症してしまうのが内分泌性高血圧、
血管の異常から起きてしまうものが血管性高血圧、
そして腎性高血圧があります。



神経性高血圧と診断されることはそれほど多いものではありません。
動脈硬化が原因で高血圧になってしまう高齢者や、
血管が細くなることによって大動脈炎症候群を発症する女性は
血管性高血圧になる恐れが高くなっています。
高血圧ととても関係の深い臓器となるのが腎臓です。
腎臓の病気から血圧が高くなる腎性高血圧は、
腎臓への血管が細くなったことが原因となっているもの、
腎炎によるものと、その原因にも違いがあります。



元となる病気を早期に発見し、早く治療を開始していないと、
血圧がどんどん高くなってしまいます。

本態性高血圧のほうが、圧倒的に患者数が多いことが特徴で、
二次性高血圧は病気を完治させることで、
高血圧を治すことが可能なところが特徴です。


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